○汗をかくと痩せやすいというのは間違い
汗をかくとカロリーを消費していると思いがちですが、暑さで出る汗は体温調節のためのもの!
水分を毛穴から出し、身体の表面を外気で冷やそうとしているだけで、
実はほとんどカロリーを消費していません。
おまけにちょっと動くだけで汗が出てしまうので、意識していないと夏場は運動量が減少傾向に。
いつもより動かない、けど汗ばかりはダラダラ、、、
運動を伴わない汗は、かけばかくほど太る原因に
ここで注意したいのは、体温調節の汗はかけばかくほど太りやすくなる、ということです。
人間の身体には、発汗と引き替えに失われてしまう栄養素があります。
それは、脂肪の代謝を促すビタミンとミネラル。
特にビタミンB群は、水に溶けやすく身体に蓄積されにくい“水溶性ビタミン”と呼ばれ、汗や尿で簡単に流れ出てしまいます。従って、運動の伴わない汗をやみくもにかくほど、糖質・脂質・タンパク質といった栄養素を、ただの脂肪として溜め込んでしまう体質に…。
○食べる量が減るから痩せるということは間違い!?
それなら脂肪の根本原因を断つ、と絶食ダイエットを試みるのは?
カロリーさえ採られなければ、確かにその間は多少体重は減少するでしょう。
問題は断食明け!人間の身体は飢餓状態に置かれることで、エネルギー吸収効率を最大化する働きが起こり、ほんの少量の食事を摂取しただけで普段の摂取エネルギー量を軽くオーバーしてしまいます。
夏バテ防止だとばかりに高カロリーのものばかり食べるのが脂肪増大の原因に繋がるのは言うのでもありませんが、食べる量にかかわらず体重増加のリスクがあるのが夏太りの恐ろしい部分です。
○太らないための食事
冷たいもの、のどごしのよいものを食べたくなるのは夏バテをしているせい。
日頃からバランスの良い食事を心がけ、規則正しい生活をしていれば、代謝を落とさないばかりか夏バテにかかる悪循環も防げます。
食欲がないときはビタミンB群とカリウムを。
脂肪の代謝を促進するビタミンB群は、
・B1…豚肉やウナギ
・B2…レバーや納豆
・B6…ニンニク・マグロ・とうがらし
などに多く含まれます。食欲がない日には、豚しゃぶや、漬けマグロ納豆丼なんかが良さそうですね!
また、納豆にはむくみを防止するカリウムも多く含まれます。夏場は塩分と水分の過剰摂取で全身がむくみがち。カリウムは他にもアボガド・バナナ・大豆製品・にんにく・ニラなどからも採ることができますよ☆
夏太りが気になる。食欲の秋で食べ過ぎて太ることが怖い。
そんなあなたに耳つぼダイエットをお勧めします☆
まだ暑い日は続きますが、体調管理だけはしっかりして、乗り切りましょうね!