「体重」より「体質」を変える‼「痩せやすい私」にリセット!?

こんにちは、小林整骨院です。

冬は寒さで家にこもりがちになり、クリスマスや年末年始でおいしいものを食べる機会も増えるため、「一年でいちばん太りやすい季節」と言われます。実際、冬は運動量の低下や食べ過ぎ、むくみなどが重なり、体重が増えやすいことが分かっています。

一方で、寒さから体温を保つために基礎代謝が高くなりやすい季節でもあるため、やり方次第では「痩せ体質づくりのチャンス」でもあります。

そこに、耳つぼで食欲とホルモンバランスをサポートしながら、無理のない運動を組み合わせると、健康的に体重を落としやすくなります。

メタボリックシンドロームってなに？

テレビでもよく耳にする「メタボリックシンドローム（メタボ）」は、日本語で内臓脂肪症候群と言われます。
お腹の内側（内臓まわり）に脂肪がたくさんついた状態に、血圧・血糖・血中脂質の異常が重なったときに診断される状態です。

日本での診断基準は、おおまかにいうと次の２段階です。

腹囲（ウエスト）
● 男性：85cm以上
● 女性：90cm以上
→ 内臓脂肪が多いサインと考えられます。

それに加えて、以下のうち 2項目以上に当てはまる場合

● 中性脂肪が高い / HDLコレステロール（善玉）が低い
● 血圧が高い
● 空腹時血糖が高い

内臓脂肪が多いほど、将来的な動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中などのリスクも高くなるため、早めのケアがとても大切です。

「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」の違い

肥満には大きく分けて２種類あります。

1. 内臓脂肪型肥満

お腹の中の臓器まわりに脂肪がつくタイプ。見た目は「ぽっこりお腹」になりやすく、生活習慣病との関係が強いとされています。

2. 皮下脂肪型肥満

お尻・太もも・二の腕など、皮膚のすぐ下に脂肪がつくタイプ。見た目のボディラインには影響しますが、内臓脂肪型に比べると、生活習慣病リスクはやや低いとされます。

健康面で特に注意が必要なのは、やはり内臓脂肪型。耳つぼダイエットでは、食欲コントロールと代謝アップを助ける耳のツボを使いながら、内臓脂肪をため込まない生活習慣づくりを一緒に目指していきます。

ロコモティブシンドローム（ロコモ）って？

次に、見落とされがちなのが**ロコモティブシンドローム（ロコモ）**です。

ロコモとは、筋肉・骨・関節などの「運動器」の障害によって、立つ・歩くなどの移動機能が低下した状態をいいます。進行すると、将来、要介護や寝たきりになるリスクが高くなるとされています。

運動器には

● 筋肉
● 骨
● 関節
● 椎間板や靭帯
などが含まれます。

これらが弱ったり痛みが出ると、「動きたくても動けない」状態になり、結果として

● 活動量の低下
● 消費カロリーの減少
● 体重増加・内臓脂肪の増加

という流れで、**メタボリックシンドロームのリスクも高まりやすくなります。

つまり「太るから動けない」のではなく、「動けないから太りやすくなる」という悪循環が起こってしまうのです。

運動は「メタボ」と「ロコモ」の両方を予防するカギ

耳つぼダイエットでは、食事量・食欲・ストレスを耳つぼでサポートしつつ、無理のない運動を組み合わせることをおすすめしています。

1. 有酸素運動で内臓脂肪を撃退

ウォーキング・軽いジョギング・自転車こぎ・水中歩行などの有酸素運動は、体脂肪をエネルギーとして使うため、内臓脂肪を減らすのにとても有効とされています。

目安：
● 「少し息が弾む」「ややきついかな」くらいの強度
● 1日20〜30分を週5日程度からスタート

忙しい方は、10分×2〜3回の細切れ運動でもOK。血糖値を下げ、生活習慣病の予防にもつながることが報告されています。

2. 筋トレ＋ストレッチでロコモ予防

ロコモ予防のためには、筋力を維持・アップさせることが重要です。

おすすめは次のような「自宅でできる簡単メニュー」です。

● 椅子からの立ち座り（スクワットの代わり）
● かかと上げ運動（ふくらはぎの筋トレ）
● タオルを使った肩・股関節ストレッチ

これらを痛みのない範囲で毎日少しずつ続けるだけでも、

● 歩く力の維持
● 転倒予防
● 血行促進によるむくみ・冷えの軽減

につながり、結果として消費エネルギーアップ→太りにくい体につながります。

耳つぼダイエット＋運動で「冬こそ痩せ体質」に

冬は、
● 寒さで活動量が減りがち
● イベントで食べる量が増えがち
● 冷えからむくみやすい

という「太りやすい条件」がそろっていますが、同時に基礎代謝が上がりやすい季節でもあります。

そこに
● 耳つぼで「食欲・間食・ストレス食い」をコントロール
● 軽い有酸素運動で内臓脂肪を燃やす
● 筋トレ＆ストレッチでロコモ予防

を組み合わせることで、無理なく・リバウンドしにくい健康的なダイエットが可能になります。

まとめ：まずは「動ける身体づくり」から

メタボリックシンドローム（内臓脂肪）とロコモティブシンドローム（運動器の衰え）は、一見別の話に見えて、実は深くつながっています。

● 動かない → 太りやすい → 内臓脂肪が増える
● 太って関節に負担 → 動きにくくなる → さらに動かない

この悪循環を断ち切るためには、「今できる範囲の運動」からスタートすることがとても大切です。
ダイエットは「気合い」や「我慢」よりも、続けられる習慣づくりが何より大切です。耳つぼで食欲やストレスをサポートしながら、自分のペースでできる運動をコツコツ積み重ねていけば、体重だけでなく体質や体調も必ず変わっていきます。

耳つぼダイエットでは

● 食事のとり方
● 間食の見直し
● ライフスタイルに合わせた運動メニュー

までトータルでサポートさせていただきます。「一人ではなかなか続かない…」「何から始めればいいか分からない…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

この冬こそ、耳つぼ＋運動で**「健康的に引き締まった身体」**を一緒に目指していきましょう！

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